【神】 因幡 理恵わざわざ見せんでいい、そんな……きゃァッ! [力では敵わぬと知りながらも、逃れようと身をくねらせた時、敏感な芯をなぞり上げられた。 胸を逸らして波に耐えても、いやらしく膨れた芽を再び突かれれば、体から力が抜けていく。 観念して身を任せ、ならば見なければいいとばかりに俯いてぎゅうっと目を瞑る。そうして、いつ来るか分からぬ快に身構えていたが。 あふれ出した蜜が、触れられることのないまま垂れて、ぱた、と床に落ちた。焦れるような熱に、ひくりと秘所が震えた。] ……ふぅた……? なん、で、 さわってくれんのじゃ……うぅ、 [意図が理解できずに、そう尋ねた。 耳をぺたりと寝かせたまま、もどかしさに涙を滲ませて、背後のフウタを振り仰ぐ。 そうして、彼の求める事を知れば。 一瞬目を見開いて、「なんじゃそれ!」「なんでそんなこと思いつくんじゃ!」「いくらなんでもすけべぇすぎじゃ!」ぎゃあぎゃあと文句を言って、べしべしと腰を支える手を叩いたが、「うううぅぅ」やがて諦めて俯いた。] (G4) 2020/12/31(Thu) 22:12:41 |