人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【神】 遊蕩 ディルク

>>G3 アンジュ

「だけどさ」
「どうせならもっと女の子には優しくしてあげるべきだよ」

「あ、エミールもう1人にもね」

誰に向かってか分からない言葉を語り続け、
歩く途中で見かけた貴女の前に一輪の花を差し出した。

「……アンジュちゃん、だよね」

「折角のアクセサリーが壊れちゃうよ」
「握るならこっちにしておきなよ」

ね、と馴れ馴れしい態度とともに少ししゃがみ、
笑顔を見せて周囲の視線を跳ね除ける。
(G5) 2024/02/12(Mon) 0:48:30