【神】 緑山 美海「······意地悪」 いつものように指に髪をくるくると巻き付けて気を紛らわせようとしても。 髪型が違う為、指がくるくると空回るだけ 「···意味あるに決まってるじゃん。···宗太郎と見る蒲公英は特別だから」 あの時みたいな真っ白なドレスに身を包みたかったけど、それを持っていくことは出来ないから。 それに似たようなデザインのものを一生懸命探したんだ。 「うん、ありがと」>>G3 貴方の手を取れば、ぎゅっと優しく握って。 目的地の蒲公英畑まで連れてってください、お願いします。 「えっと、···は、晴れて、よかったね?」 何だか落ち着かなくて、そんな適当な話題を口にする。 もっと話したいこといっぱいあるはずなのに、上手く頭が回らないや。* (G5) 2023/03/06(Mon) 23:18:56 |