人狼物語 三日月国

55 (R18)竜宮城


【神】 因幡 理恵

[最奥まで刺さってしまえば、低い笑い声が耳朶を打つ。
 その声にけだるい頭を上げれば、ぼうっと目を溶かしたメスが、フウタのモノを根元まで咥え込んでいた。
 初めて客観的に見る自分たちの交尾に、本当に繋がってたのか、と、ある種の感動さえ覚えていると、フウタが腹を指し示した。]


 う、ゥ……
 ほんっと、さっきから、このすけべが……


[指摘されると、一層中のものを意識してしまう。
 いつものように、恥も外聞もなく乱れてしまえればいいのに。先ほどから妙に羞恥を煽られてたまらない。
 腹の奥まで届いた熱に、子宮が子種を請うて震える。気を逸らすために悪態を続けようとしたとき、体が揺すられた。
 熱い息を吐いて、中で動き回るものに意識を持っていかれれば、じわじわと思考を溶かされる。

 やたらと恥ずかしい鏡だが、後ろからでもフウタを見れるのは良い。
 鏡面の中の男と視線を合わせて、快楽に身を任せていたが、すぐに違和感に気づいた。]
(G7) kumiwacake 2020/12/31(Thu) 22:16:15