人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【神】 薄荷 アンジュ

>>G7 ディルク

己の髪色に似た花を一瞥してから、あなたをまた見上げる。

「そう、ですか。でもとても綺麗な花ですから……大事に取っておきます。防腐や下処理をすれば長く持ちますから」

あなたには必要のないものだろうけど、こうして受け取ったのも何かの緣だ。

「その、はい。聖女様を称える記念品として作ってみまして。
 売り物でもあるんですけど……えへへ、壊しちゃうところでした」

再度、後ろ手にやっていたそれを見せた。雪の結晶のような形の花をベースに作られた、小さなペンダントらしい。
(G8) eiya 2024/02/12(Mon) 1:36:34