人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【神】 遊蕩 ディルク

>>G8 アンジュ

「そこまで大切にしてもらえるならその花も幸せ者だね。
 どうせならもう1輪買って君の髪にでも飾るんだったな」

柔らかな色は手に、鮮やかな色は髪に。
きっとよく似合っていただろう、惜しいことをした。

「……へえ、器用なんだね。売り物、……っていうと」

「僕も買えるの?それ」

それとももう、その1つ限りだろうか。
貴女の手の上、ペンダントを眺め綺麗だねと呟く。

折角作ったものが壊れず済んで良かったなと再度の思いも込めて。
(G9) 2024/02/12(Mon) 7:26:48