>>G9 ディルク
「あ、ありがとうございます。そういうことを言われるのあんまり慣れてないので……嬉しいです、ふへへ……。
でもきっと、この子はこのままでみていられる形の方が……私が見える形になっているのが、良い気がするので」
自分が作った花のアクセのように、同じように髪飾りにもできるとは思うけど。
「え、あ……も、勿論です。手製のものですが、それでもよろしければ」
すっとあなたにペンダントを差し出す。
提示した値段は普通にペンダントを買うよりもずっと安く、子供でも頑張れば買える程度のものだった。