【神】 逃亡者 ポルクス>>G11 チャンドラ 「戻ってこれて、夜が来て良かったね。 君の嬉しそうな顔が見れて俺も嬉しい」 俺はなんの力もないただの人間だ。 だから同じように浮かんだり、特別な力を使ったり、ましてや死者に干渉する力なんてありはしない。 自分にあるのは、ただ、王に愛された子であるという肩書だけだ。 弱っていた姿は何も恥ずかしい姿ではないだろう。 それは仕方のない部分なのだから。 けれど、今の姿は弱っているときよりも美しいということだけは確かな話だ。 「今はもう皆が君の姿が見える。 一度落ち合う約束はこれで果たしただろ、皆のところへ行っておいで?」 (G12) 2021/10/27(Wed) 21:43:35 |