人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【神】 薄荷 アンジュ

>>G11 >>G12 ディルク
「どうなんでしょう。私……子供っぽいですから。可愛がられてる感覚なのかなって」

ふへへ、と笑いながら困った顔を浮かべる。
己の手から離れたペンダント。あなたからの言葉にまた嬉しそうにはにかむ。

「ありがとうございます。そう言って頂けると作った甲斐があります」

対価として貰ったお金と、二つの棒付きキャンディーに、あなたとそれをまた見比べながら受け取る。

「……楽しむ。私も……楽しんで良いんだ」

続けてあなたに差し出されたのは招待状だった。あなたから渡されたそれを両手で受け取る。

「……ありがとうございます。行ってみますね」

光らずとも、確かに刻まれた痣はここにある。
あなたの励ます声に顔を上げて、また一度深々と頭を下げた。
(G13) eiya 2024/02/13(Tue) 1:13:40