【神】 薄荷 アンジュ>>G11 >>G12 ディルク 「どうなんでしょう。私……子供っぽいですから。可愛がられてる感覚なのかなって」 ふへへ、と笑いながら困った顔を浮かべる。 己の手から離れたペンダント。あなたからの言葉にまた嬉しそうにはにかむ。 「ありがとうございます。そう言って頂けると作った甲斐があります」 対価として貰ったお金と、二つの棒付きキャンディーに、あなたとそれをまた見比べながら受け取る。 「……楽しむ。私も……楽しんで良いんだ」 続けてあなたに差し出されたのは招待状だった。あなたから渡されたそれを両手で受け取る。 「……ありがとうございます。行ってみますね」 光らずとも、確かに刻まれた痣はここにある。 あなたの励ます声に顔を上げて、また一度深々と頭を下げた。 (G13) eiya 2024/02/13(Tue) 1:13:40 |