【神】 公安警察 清和>>G13 宵闇 百千鳥【4日目 『不発弾』処理】 「ふ……」 過去の自分自身が書いた手紙の内容を確認し、どこか呆れたように笑う。 「だっせーな、10年前の俺…… こんなもん、お前らには見せらんねえわ」 手紙を誰にも見せずに懐にしまって。 「やっぱり、誰にも見られないようさっさと処分するしかなかったな。 この不発弾は……」 ここは夢の世界。 本物の不発弾は、今もまだあそこに埋まったまま。 ならば、それを掘り返すためにまたあの場所に集まることもできる。 だからこそ、この手紙は誰にも見せないでおく。 もう一度、今度こそは"三人"で掘り起こすために。 (G14) 2021/08/21(Sat) 1:27:48 |