人狼物語 三日月国

55 (R18)竜宮城


【神】 因幡 フウタ

[理恵の葛藤を腕の中で感じながら、
理恵が鏡へ顔を上げる瞬間を待った。
三人の視線が絡んだ時、送り込んだ刺激が理恵の顔を歪ませた。
イイ反応をする。
普通に撫でただけなのに、おあずけをしたせいか。

もっと見たかったが、理恵が睫毛を伏せてしまったので、こっちも止まる事になる。長く続くとこちらも辛いところだったが、
理恵が堪え性がなくて助かった……とはひどい言い草だろうが]


  ……おぉ。覚えとく。


[泣かせたくないと思うのに、
泣きそうな顔に思わずどきっとする。
可愛いと思うなんてどうかしているだろうか。
ご褒美はきちんと渡すから、許してほしい。

羞恥に耐えて鏡と向き合う理恵に、
これまでの月日で覚えた好きな触り方を全部与えた。
擦って、摘まんで、引っ掻いて、挟んで、押し潰して、愛液と混ぜて………途中から、具体的な動きは覚えていない。もう指が覚えているから勝手に動いた。
己はもはやめちゃくちゃにされる理恵の秘処ではなく、
鏡の中の理恵の乱れる顔に魅入っていた。
理恵もこちらを見つめていて、
鏡越しに熱く視線を交わした。

大きく震える時に目を瞑られても、そこは意地悪をしなかった。
達しているとわかってながらすぐには指を止めず、
余韻を味わえる様な、ゆっくりと正気を取り戻せる様な、
愛情を込めた指使いで彼女を宥めた]
(G16) 2021/01/01(Fri) 20:32:30