【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥【4日目 『不発弾』処理】 「……あれ、なんだ清和達もここ知ってたんだ!」 からころと下駄を鳴らしながら、清和の後をついて行く。 きょろきょろと辺りを見渡して、確かに見覚えのある── 或いは記憶そのままの景色に、そんな感想を零して。 そうしている間に距離は少し開いていて、 少し小走りにその背を追いかけた。 それから、しゃがみ込む清和の手元を覗き込んで 清和が道具を手に取れば、同じく適当なものを手に取った。 三人がその場所に埋めたはずの『それ』を掘り起こす為に。 (G17) 2021/08/15(Sun) 19:47:14 |