【神】 巡査長 清和>>G14 添木【2日目 警察組二次会時空】 「ん〜〜? はてさて、そんなこと、あっただろうかなあ…… 10年も経っちまったもんだから、すっかり忘れちまったなあ」 すっとぼけている。 酒が入ったからか、それともあなたと一緒だからか、随分と砕けた態度。 「くく、怒られてんのかよ、お前……ここはもう職場じゃないんだろ? それじゃあ、いくら悪い子になっても関係ないよなあ、ヒサシ?」 からからと笑いながら、乱暴にあなたの頭をくしゃくしゃと撫でる。 かつて自分と同じ金色だったそれは、今はもう"良い子"の黒に染まった。 どこか名残惜しそうにしながらも手を放して、ふぅ、と一息ついた。 再びそちらに向き合って。 「当たり前だ。未成年飲酒なんてさせたら一発アウトになっちまう…… そう言えばヒサシ、どうして警察になったんだよ。お前。 ……あの時は、さんざん迷ってたくせに。どういう心変わりだ?」 (G21) 7_hertz 2021/08/15(Sun) 20:44:17 |