【神】 緑山 宗太朗距離が近くなってくっつきやすくなった。 「美海ってやっぱ、 天才? 」肩に凭れた頭に自分の頭をこつんと寄せて、褒め称えたのだとか。語彙は貧弱だったけど。 「今……。」 帰ってきたらスーツ一式とシャツは即脱いで、普段着に戻っていた。首元がかっちりする服は、やっぱちょっと違和感。 前は別の理由だったけど、今は未だ服に着られている気分になるから苦手らしい。 もう少し精悍さを出した方が良いのだろうか…… などと、少し血迷ったりするのかもしれない。 「もう全然寒く無いなぁ〜。 美海が温いからかなぁ」>>G24 すりすり頭をすり寄らせて暖を取る。少しの隙間も空かない様に、寒くならない様に、空間を埋めるように。 まるで動物みたいなスキンシップの取り方。尻尾も耳も、もう無いのに。不思議なものだ。 (G27) 2023/03/09(Thu) 22:17:03 |