>>.25
［何故か少し躊躇われたことに首を傾げ
　ぱくりと食べる姿と、美味しいという様子を見て微笑む］

あ〜ん？………っ！
す、する！

［そして、自分の行いがまさにそれだったという事に気がついて頬を染めて。
　恥ずかしく思いながらも、その申し出を断ったときに、落ち込む相手の姿なんて見たくないと口を開く］

うん、美味しいね。

［口にしたエッグタルトは甘く美味しい。
　それは作ってくれた人の技量ももちろんだけれど、一緒にたべる相手がくれる幸せの味でもある。
　今度は自覚的に、もう一度、と。
　手の中のタルトを食べ終わるまで差し出すだろう］