[そのためにも、と彼が熱意を伝えてくれる。
>>?8 視線の先には己の空虚な袖があった。
卑屈な所のある彼が、己に関することで
誇りを持って貰えるのは嬉しい。
やる気に満ちてくれるのも有難いことだ。
然し、もう夜であり、まだ初日だ。
作業に戻りたいと言い出してしまわないか
些か心配になる。
とても頑張り屋さんな貴殿であるから。
そうして打ち込むことで
彼は自分自身を認めてきたのかも知れないけれど
貴殿はそれだけのひとではないから。]
(?11) nagaren 2022/02/09(Wed) 9:39:23