[代わりに名残惜しそうな問いが続くと>>?32
瞬きをひとつして、苦笑を浮かべるしかなかった。
余韻に浸りたい気持ちは俺にも分かるから、]

　うん…抜くよ…
　抜かないと、これまでのことが、無駄になっちゃう…
　続きは卒業したら、でしょ…？

[さっきの君の言葉を借りて、諭そうとする。
現に俺の右手は既に股ぐらに入って、親指と人差し指で
根元を抑えていた。
この体勢でこの角度だと特に、ね。
この地上に存在する万物は、重力には逆らえないものだから。
空いてる方の左手で、君の右頬をそっと撫でる]