![]() | 【恋】 黒羽 咲夜[イルシオンの上で身を強張らせていたら、 彼も状況に気づいたみたいで。 止める間もなく、その手が内腿へと延びた。>>?32] ……ぁ、 …ッ、 [昨夜、自分で目にすることはなかった白濁が、 彼の指先に垂れる。 現実のあたしも、イルシオンのものにしてもらったことの 何よりも明白な証。 ──“これで本当に” ──“全部、俺のものだ。” あたしの身体に簡単に熱を孕ませる声が、 一瞬で耳に蘇る。>>?30 言葉で、仕草で、このひとに俺のものだと 主張されるたび、身も心も甘く痺れて動けなくなる。 昨夜も何も言えなくなって、ただ小さく、 何度も頷いた。] (?36) 2025/04/26(Sat) 5:47:01 |