![]() | 【恋】 夢魔 イルシオン[片手は彼女の腰を抱き、逃がさない様にして。 もう片方の手を、彼女の手の上に重ねた。 彼女がよく手を繋ぎたがっていたから。 苦し気に息を吐いて、] ……も、限界…… 一緒に、イこ―――咲夜。 [こんな風に強請るなんて、 本来なら恥ずかしくて情けなくて無理なんだけど。 咲夜には、自然とそんな風に願う事ができた。 僅かに腰を引いてから、もう一度強く最奥を押したら、 ぶわ、と欲望が白色のかたちをして彼女の胎内に放たれた。 ぎゅう、と腰を強く抱いて、手を強く握って、 胎の中だけじゃない、 全部を俺の色に染める様に。 熱く熱く、俺の色を塗りたくった。 彼女もちゃんとイける様に、彼女の好きな奥をめいっぱい押し続けたからか、 吐精しきったら力が抜けて 彼女の身体を押し潰してしまったかもしれないけど。 それだって、他に見せた事のない俺の顔だった。**] (?55) 2025/04/23(Wed) 21:30:45 |