【恋】 時雨[奥の、いつも酷く感じる場所に押しつけられていた 熱が、強く弾けて。勢いよく内側を侵食していく、 自分のものではない、男の体液。 彼の内側で作られたものが、俺の中に吐き出される。 ぼうっと頭が霞んで、胸の痛みが麻痺する。] っぁ、はぁ……ん、 ぁぅうん…っ … [そう。これが欲しかった。 俺だけの麻薬。健人が抱くのは、今は。俺だけ。 膝を健人の身体に擦り寄せると、きゅうっと中が窄まり 張り詰めたままの雄と擦れ合うのが気持ちよくて。 甘えた喉声を漏らし、きゅぅっと健人の背に縋る。] (?137) 2024/07/18(Thu) 22:46:05 |