人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【鳴】 夜明の先へ ニーノ

>>=7

気遣いを感じる言葉には『ありがと〜』と嬉しそうな声、もちろん企みにも気が付かないままだ。
そうして猫については……

『え?飼ったの?やだーってしてたのに。
 あはは、そっか、でもならよかった。
 遊び相手になるかも、なー』

足元で丸まってる白い毛玉に話しかけてから、それなら問題ないかと一安心。
じゃあこいつも連れてくなとそれだけを伝えて、電話を切ることだろう。

まだ人々の活気は遠い街中を伝えた通りにのんびりと歩いていく。
ようやく会えるなあ、とか。どういう心変わりがあったんだろうなあ、とか。
考えながら歩みを進めていれば、目的地までは案外すぐだった。

いつぞやもお泊まりをした貴方の家の扉前。
左の指先を伸ばしチャイムを鳴らす、ピンポーン。

「ろーーにいーーー」

ついでに子供みたいに呼びかけながら。
(=8) mspn 2023/09/30(Sat) 14:56:13