【雲】 菊波 空 確かにこれを見る前に散ってたらもったいなかったな。 [後で杏音とともに写真にでも残そう。そう思えるぐらい幻想的とは真逆の身近なところで美しい光景だったが] それは初耳だな。なら一日毎の変化を杏音は見てたってわけか。 いいぞ、桜の咲いていない時期は別のとこいったっていいしな。 [甘えるような問いかけに、否なんてまったくなかった。 前にとんでもなく極端な例をあげたわけだから、それに比べれば、というものであった。 だけれども遠慮がちに緊張をしているのが手からも伝わったので] 俺だって傍にいたいんだぞ。 [できるだけ優しく囁く。 実際二人でいる時間を求めて、ついつい家にこないか?なんて誘いだしたのだが、今のところ半々ぐらいだものな] (D11) 2020/12/28(Mon) 23:42:01 |