人狼物語 三日月国

36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】


【人】 清浦 和人

 
  ……すいません、こちらにお届けするように言われたのですが。


[ドンドンと強めに扉をたたく。
1秒……2秒……3秒……扉が開いて、中から顔を出したのは冴えない男だった。]


 『なんだ……』


[男性客が言葉にできたのはそこまで。
瞬間、男の拳がその顔の中心にめり込んでいた。
そのままの手で髪の毛を掴み、反対の手で1発、2発、3発、4発と顔面に拳を叩き込んでいく。
そうして最後に腰から
鈍器のような何か
を引き抜くと、男性客の頭に思いきり叩きつけた。]


  ……さ、入れ。


[振り返って女に見せたのはセックスの最中と同じ嗤った顔。
目の前に暴力に女はどうしていただろう。
一度手を離したすきに逃げるチャンスはあった。
だが、男が女に向ける視線はやはり獣のそれであり、捕食者のそれだった。
そしてその手には
拳銃のようなもの
が握られていた。]*
(0) 2020/07/18(Sat) 1:47:57