人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【人】 瀬戸 海瑠

[―――ベッドでもう一度愛し合った後だろうか、
それともその時はぐっすり眠ってしまって、
朝になっただろうか。
いずれにせよ、クリスマスに変わりないので、
用意していた贈り物を彼に渡す事にしよう]
    

  翡翠さんに、
  クリスマスプレゼント、です。


[そう微笑みながら、
両手に乗るくらいの小さな包みを差し出す。
開けてみてくださいって促して、
布の袋を開けてくれれば、銀色のタイピンが目に入るだろう。
アンティーク調のシンプルな造りに見えて、
ひとかけら、青い石が埋め込まれている。
それはきれいな丸でもなければ四角でもなく、
不思議なかたちをした石だった]
(0) 2024/01/04(Thu) 21:46:32