人狼物語 三日月国

102 【身内RP】泡沫に消えし夢の随に


【人】 魔族 レーヴタント

 
 金色の髪を赤い鱗のピン止めで留めてから、
 ぱちん、と指を鳴らして、小さく呪文を唱えれば
 ぼぉと、鉄板の下で炎が踊った。

 そこでトングでドラゴン肉を掴めば、
 豪快にどんと、鉄板の上に乗せれば、
 ジュージューと、肉汁を跳ねさせながら、
 ドラゴンの肉は、芳ばしい香りを放ち始める。

 鼻歌交じりに、スパイスを振りかけて、
 ひょいと、肉を宙に浮かせてひっくり返した。

  
出来は上々だ。


 にんまりと、満足げに笑う。

 今日は、年に一度の創世祭だ。
 とびきり美味しいドラゴン肉をしこたま持ってきた。

 皿に盛られる肉は、分厚く3枚。
 祝い事なので、普段よりは安い値段で提供している。
 
(2) kasuga 2021/10/17(Sun) 21:22:35