人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 中央域勤務 天乃

 
[ さて、此度の会合は大寒である祝日。
 二十四節気の終わりであり、やがて始まりである立春の祝いが訪れる。
 正月、というものはあるが、立春の祝いは盛大で祭りのようになり、格別だ
 今回の会合は、来たる立春に向けての諸連絡やら、意思の疎通やら、
 それからいつもと同じく、世界の情勢の中央から見た報告や、統治者たる灯守りと蛍から見た自統治域内の報告や提案、
 加えて、灯りの管理者としての意見等……

 この会合というものは真面目な話題ばかりであり、固い場だ。
 これは世界のために必要なことで、人々の上に置かれる灯守りや蛍には無視出来ないこと……のはずなのだが。
 しかし、真面目に向き合わない灯守りもいるかもしれない。

 出席するだけマシ、と言えばそうなのだが、
 欠席の灯守りが不真面目という訳でもない。
 会合は灯守りの仕事のひとつとして数えられはするが、
 様々な事情で(サボりではなく)欠席する灯守りも居る。
 元より気紛れで来ない灯守りは論外だが、
 目の前で興味が薄そうな様子を見せられるのはそれはそれで堪えるというものだ。

 とはいえ、今回の出席率は良い方なのではないだろうか。
 そう思ってしまうのは、普段顔を見せない者が今回は居るからか、自由すぎる灯守りに対し感覚が麻痺してしまっているからか。]
 
(2) kuzusa_h 2022/01/19(Wed) 0:04:40