人狼物語 三日月国

177 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【月見】


【人】 澤邑

[ お面が珍しいのだろう、露店の女性もじっと見ていたし、うさぎ堂の娘の事もこゆきはじっと見つめている。
 澤邑がそばに居て怖い目に遭った事は今のところないから、怯えたり混乱したりが無いのはよかった。隣に腰掛けて商品を待つ間、こゆきは緊張しているように見えたが害がないと分かればいつも通り。その後は椅子の下に降りて足元に転がって毛繕いをしている。      
 きっと賢い猫なのだとは飼い主の贔屓目。]

 可愛いなあ

[ おやつを食べるかいとガラスの容器を見せるとこゆきが直ぐに寄ってくる。匂いが漏れるわけがないから形状を覚えているんだろう。蓋を開ける前から早くといった様子で膝に乗り瓶に顔を擦り寄せている。
 手に乗せてこゆきの前に差し出すとてちてちと舐めるようにして食べた。そのまま食べ終わると膝に大人しく丸くなっていて、いっそう可愛い。]


 ……

[ 猫を刺激しないよう、そうっと栗ぜんざいを手に取り、絶対に下に汁を落としてもいけない(落とす事もほとんどないと思うが)細心の注意を払いながら食することになった。
 わかっていたことな気もする。

 小豆のなかに浮かぶ黄色の栗の実が、夜空に浮かぶ月の色にも似ていて楽しいような気持ちに。
 どうせ誰を待たせているでもないから、のんびり甘ったるい汁物を片付けていく。最後あたりはぬるくなっていた。
 食べ終わる頃に、こゆきの背を柔らかく撫で。*]
(3) 2022/10/03(Mon) 20:00:33