![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[――そうして一旦は彼女の部屋で分かれた俺達だが、 駅前の広場で再び合流した。 魔界に一瞬戻った際に同胞に会えば、 「今からデートなんだ」ってうきうきした顔で伝えただろう。 実際に彼女の前に現れた時は 落ち着いた大人の男を装って現れたけど。 でも別に彼女の前で自分を出してない訳じゃない。 男は好きな女の前では格好よくありたいものなだけなんだ。 遠目に彼女と目線が合った時>>2:31も、 ああ、色んな人間がいるけど、 やっぱり咲夜が一番かわいい、って思ったけど。 彼女が俺に見惚れていたとは、気付かず] 待ってない? そっか、はは。 [彼女の方からも歩み寄ってきてくれて>>2:32 そのほんのちょっとの行動が嬉しかった。 でも変に敬語で返されて思わず笑った。 どうした?って思ってたら、] (3) 2025/04/27(Sun) 0:43:31 |