人狼物語 三日月国

162 【身内】奇矯の森【R18G】


【人】 包帯 タンジー

出て行った二人を待っている間。
突然のノルの行動に。何をしたか認識したのは、大広間に鈍い音が響いてから。

驚きに目を見開いて、目を逸らして。すぐにまた見て。

それから座り込んでいたけれど、ふらりと立ち上がり、リーディエの後を追うようにして二人の元へと足を進める。

「ごめん……」


もしもリーディエがノルの邪魔をするのなら、それを阻むように立つだろう。
呟く謝罪の言葉は誰に対するものか。

クローディオを見る瞳は、それはもう様々な気持ちが入り混じっている。
(4) 2022/07/20(Wed) 23:20:41