【人】 魔剣持ち ヘイズ腰の魔剣に手を当てる。今は少し変わった装飾の剣にしか見えないけれど。剣も振るえない自分の元になぜ来たのだろう。 いや、剣は練習すれば振るえるようになるかもしれないけれど。 「はい。僕がこれを持ってる事には何か意味があるはずです。 最初は厭わしかったけど、今はそう感じるようになってきました。 どう扱うかは僕次第、ですよね。 …うん、ありがとう、バラニさん。すごく参考になりました。」 付け加える質問はもう、特にはない。だから、少し気分が晴れやかになるのを感じつつ、そうお礼を言った。それから、ポルクスにももう一度。 心置きなく祭りを楽しめそうだと思って、その場を後にした** (4) 2021/12/10(Fri) 6:17:00 |