人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 泰然自若 シトゥラ

>>1 >>2 アルレシャ
「だよなァ!」

アルレシャが片足を開くと同時に残していたキューブ二つを片手で開き、落とす。
あッたりまえだ。こっからが面白くなるって性分だろ?アンタも、僕も。


意識はアルレシャに向いたまま。
以前はまんまと音に釣られてロクに回避もできず酷い目にあった。今回は回避できる余裕がまだある、が。
―――種がわかっていて、それでも認識するのか?
するに決まってんだろ!

視界にバッチリ銃も弾も見えて、硝煙の匂いだってするんだぞ馬鹿!
んじゃどうするか?
こうする。


捌ききれない弾を数発喰らい、鮮血が舞った直後。
二人の間に赤混じりの厚い水の壁ができる。
アルレシャ側からシトゥラの姿が、見えなくなっただろう。
シトゥラとて同じ。アルレシャも銃も視認できなくなった。
認識できなくなった。


――僕は、
知らないもんは知らない
ってタチでなァ。

弾幕が、『途切れる』。
間髪入れず、アルレシャの居た場所へ水の壁越しに刀を一閃。
狙いは腕。利き腕落とせりゃ上等だよなァ!
(4) 2022/02/15(Tue) 22:37:16