人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 飄乎 シヴァ

>>4 プリシラ

「人望〜! いやプリシラ嬢のお人柄見たら納得だけどサ。
 気分だけならフル参加だったんよ俺ちゃんも」

 並々ならぬ事情故に今に少し顔を出す程度にはなってしまったが、本当ならもっと早くに足を運びたかったのだ。

「兎角うんその辺り〜、お騒がせしました。
 まだ全部じゃないけど数日中には
 マジなんも心配要らンくなる見込みです」

「あ、まずあの腕輪の呪いって死ぬ呪いだったンよね。
 外れたら外れたで組み合わせで死ぬバステが掛かってェ。
 その片方はこの前もらった薬で治りましたアリガト〜〜」

 腕輪の制作者の殺意がすごい。曰く、直接的に死を招く方は薬で治っており、もう片方の補助的な方は言った通り数日中に治せる程度らしい。
 死ぬ夢を見ていること。夢が恐ろしくておかしくなったこと。他の要素も合わせて考えれば、あなたのもとを最初に訪れた時から、彼は呪いの内容を知っていたのかもしれない。
 当時には彼の、わからないけどなんとかなるなるのテンションで流されることになっていただろうが。

(5) 2024/02/16(Fri) 0:15:20