人狼物語 三日月国

123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】


【人】 彷徨民 ウミ

>>5 ミズガネ
火が消えなくてもウミは気にしません。
煙草の匂いはわかりませんし、なにより外の空気は全てウミにやさしくはないからです。

『あかくて、ひらひらしてて。きれいでしょう?』

ウミは彼女を見てそう感じたのです。
あなたの言葉を聞いて、眉を下げます。
次から出た言葉は、いつもより多少明瞭でした。
そして、あなたの“善意”を否定することもありませんでした。

『……
“城の主の協力者の協力者”
は、使えない?』

あなたは、そうであったはずです。
城の主から付与された役割は。
ーー最初に共食いが始まるとは思いませんでしたが、人間にだってそういう事はあるんだとウミは思ったのです。
思っていたのです。

『声、聞こえないんだ。あんなに聞こえていたのに』
『かくれんぼも、見つからないの。
 だから……アルと、ミズガネがなにか、知ってるんじゃないかって、話して』

尻すぼみに言葉は消えました。
あれだけ探しても見つからず、あなたも知らないのなら。
隠されてしまったか、帰ってしまったのでしょう。
(6) sym 2022/01/25(Tue) 12:45:48