【人】 朝日元親必要になんて、きっとならないよ。>>1:103 [ ボクをつなぎ止めてくれている彼女の前なのに。 ボクは酷く冷たい声で、言い返してしまった。 けどこれは彼女は全く悪くないし むしろありがとうとボクが頭を下げるべきことで。 ハッとしたボクはバツが悪そうに彼女に謝る。] ごめん……ハツナさんの厚意を 迷惑だって言ってるわけじゃないんだ…。 [ 受け取って欲しいとまで言われてしまえば 完全にこちらの負けだ。 観念したようにノートを受け取るボクは ]心の中でずるいことを考えていた。 本当は自分が学校でどんなやつだったのか 自分なりに想像はしていたのに。 分かっていて、彼女に聞いてしまったんだ。 今は彼女の言葉しか、信じられないから。>>1:105 (6) 2022/10/30(Sun) 20:19:00 |