[ 風呂上がり、湯で温まったのとは別に
俺の顔はまだどこか赤いままだった。
すっかり冷めたコーヒーに、
どんだけ性急に手出したんだろう…と
少し笑ってしまったりしつつ
綺麗にしたベッドにネスと二人で横になる。
>>5 温かい毛布に包まれながら、
いつもならネスの傍ならすぐに眠れるのに…
今日はまだ暫く眠れそうにないほどに、
どこか気もそぞろだった。 ]
……え?あ、ああ。
クエストな。
い…いいけど…。
[ ネスから振られた話題に、散っていた意識をかき集める。
二人でクエストに行く。それは…いいのだけど。 ]