人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 飄乎 シヴァ

>>4>>5 プリシラ

「俺ちゃんサ〜、腕輪が外れたの自体は
 聖女様のおかげかな〜って思ってンよ。
 痣光るのと多分一緒にだったからご祝福パワーなんだワ」

 んべ、と舌を出す。彼の痣はそこで光り輝いていた。舌はほどなくしてしまわれ、言葉が続けられる。

「なんだろね、お手紙読んで、俺ちゃんも別に
 後ろ向きではいてないよ〜、ってのを伝えに来ました?
 ちゃんと覚えときますよ大魔女プリシラ様〜!ってね!」

 あなたもきっと帰りたい人だったのだろうな。でなければ、ああした言葉はそう出てこない。意図をなんとなくは理解した上で、共感を示しに。
 己の共感ひとつがなくとも、あなたの心構えは変わりやしないだろうが。それでもないよりはある方が、あなたのハッピーは増えてくれると思うから。
(6) 2024/02/16(Fri) 0:16:04