【人】 因幡 フウタ[その後、朝の内なら人がいないかも、と、 露天風呂に誘ってみた。 貸切露天風呂の案内>>1:32は読めないまま。 露天風呂から初日の出を見た猛者がいた様だが、 その連中が上がったおかげで、貸切状態になっていた。 岩で縁取られた風呂のかたちや、それがいくつも並んでいる光景が新鮮だった。 湯に入らないと寒くて死にそうだったが、 その分湯の温かさが身体の芯に染みる] うぅ…… きもちいー…… [しまりのない顔で、理恵の後ろにまわって腕を伸ばす。 膝に理恵を乗せてやんわり抱き締めるかたちは、昨日の情事を彷彿とさせる。 濡れて色っぽいうなじに思わず口を寄せてしまった。 水滴をちゅ、と吸うだけのつもりが、 べろりと髪の生え際まで舐め上げてしまった。 そのまま人間の耳に唇を寄せて、この孔にも舌を差し込む。 ここは流石に孔が拡がったりしないから、入り口をぺろぺろと舐めたり、入る訳のない孔を突いてざわざわと音を立たせるに留まる] 理恵は、どっちの耳の方がいいんじゃったか…… [白いうさぎの耳の先をひょいと優しく摘まんで、同じ様に耳孔を嬲る。理恵が答えずとも、反応が教えてくれるか] (7) 2021/01/07(Thu) 17:15:19 |