―ダンジョン内―
えっ……、
[瞬間、異様な魔力
>>2の稼働を感じる。
瞬きの間に、見知らぬ空間
>>0:n3に転送されていた]
(なに、これ。罠?
ここは、別のダンジョン? それとも、
誰かがダンジョンを踏破して構造が変わったとか?)
[咄嗟に壁づたいに身を隠す。
少し行くと、見慣れた分かれ道に辿り着いた。どうやら、完全に未知の場所ではないらしい。
近頃、罠も構造も判明しつくした層ばかり歩いていたから、慎重にいこうと辺りを探索する。
……
媚薬の霧が噴出して吸い込んでしまい、快楽を求めずにいられなくなる。vil]