【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ 彼女にとってこの類の楽曲が、 馴染みのあるものだったとは思えない。 (もしや…あいつが?) 一つの可能性に思い当たり、 自分の周りをかぎ回っていたらしい 第三王子のほうを見る。 彼は苦虫を噛み潰したような顔をして リジィ第二王子と6人組を睨めつけていたが エリクソンの視線に気づくと ぷいとそっぽを向いて、 ホールを出て行った。 それに…本番前に見た彼女の、 全てのものを公正に評価するような 堂々たる目つき。>>2:207 あのこすい王子と結託してる筈もあるまい。 そして…確信する。 ] (7) 2020/09/27(Sun) 4:55:19 |