人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【人】 瀬戸 海瑠

[まだ光の灯っていないクリスマスツリーの下、
その人は顔を上げてこちらを見ていたけれど、>>6
視線が絡まなくたって、見つけ出しただろう。
ツリーの華やかな飾りのひとつみたいに、
世界で一人、自分の中に輝く存在なのだから]


  お待たせしました、
  ……おひさしぶり、です。


[傍まで近寄って、声を掛ける。
病み上がり(と表現していいのかわからないけど)の人を待たせて申し訳ない気持ちはあったけれど、それを顔に出すのも違うと思ったから、微笑んで。

ゆるく巻いた髪を編み込みのハーフアップで飾って、
ベビーピンクのショートコートにオフホワイトのツイードのスカート、黒の編み上げのブーツ、なんて、雑誌でしか見ない様な出で立ち。

「もう気分はクリスマス!」みたいな格好だけど、
季節柄浮かれていた訳ではない。
……久し振りに逢えるのが、嬉しかったから]
(8) 2023/12/18(Mon) 19:32:51