【人】 骸狩り スカリオーネ「騒ぎが酷い程、乗じる馬鹿も増えるものだ。 お陰で根元が見え辛くて仕方がない。 政府の連中は無茶苦茶をやる、 暴れたいだけの阿呆も湧く、 今日は碌でもない一日になるな」 詩人に対して饒舌になるのは、中々ない事なのだが。 今日は酒も入れてないのに舌が回る。 「…………。花売り。一輪都合してくれ」 普段はまるで興味がない、とばかりに 近寄らない男が今は花売りの目前に。 この男が何をもって話しかけたのかはわからないが、 末吉omikuji辺りを適当に渡せばいいだろう。 (8) 2021/12/10(Fri) 21:39:12 |