【人】 酔吟 ミズガネ>>5 イクリール 「……あぁ」 貴方のそんな笑顔を見たら、もう少しの小言さえ言えなくなるのに。それでも見れた事が嬉しいと思ってしまう辺り、惚れた弱みだ。だから困ったように眉を八の字にして、でも笑顔は本物だった。 「おはよう、イクリール」 「……ってこら、頭を撫でるな子供じゃ…… ……もしかして、俺も薬を飲もうが永遠に歳の差が続く……?」 まさかの永遠の おねショタ(32) の予感を暗に察知した。是非もなし──遠い太陽の見える天を仰いだ。「……なら、お前の国に行こう。 お前の家から出るのが第一歩なんだろうが……俺だって元々似た境遇だ。何度でも挑戦してやる。 ……それに、もし駄目だとしてもお前の家で暮らすだけだろ? なら、……それはそれで、幸せだろ」 (8) 2022/01/28(Fri) 12:45:20 |