人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【人】 灯屋 レイ

灯屋の仕事は夕暮れ。
ソール太陽スコルに追い立てられて大地の向こうへ消える前。
夜闇がすっかり路地を飲み込んでしまうまでに灯りを点ける。
ゆらゆら揺れるカンテラの光が街灯に点っていく。

そうして戻り、御布令を視界に映した。

「―――」

何も言わず、酒場に入る。
今日は静かな端の方。カンテラの灯りに照らされながら静かに人々を眺めていた。
(9) 2021/12/12(Sun) 23:37:12