人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】   タカノ

―― 悪戯の行方 ――

 うん、今度は必ずデザートまで食べるよ。

[ 今度はぜひ>>0:485と言われれば
 二つ返事で頷いた。

 今日この後、殺陣の指導さえ入っていなければ
 ある程度眠くなってしまおうとも、デザートまで
 しっかり頂いただろうから。
 この次はぜひ、はこちらこそ、という具合。

 やがて煎茶>>0:487が運ばれてくれば、
 少し前にもそうしたように、両手でカップを包み
 指先を温めてからの手招きになっただろう。

 意図が掴めて居ないのか、目を瞬いた彼に
 これこれこういう、と説明すると、屈めた体が
 引き戻されていった。

 構わない、と言われたので微笑みを向ければ、
 つられたように、彼も笑う。

 なんだか"
良いものを見た
"気分だったから ]

 うん、あとでね。

[ 名前を問われ>>0:489てもはぐらかすつもりはないが
 そう答えて煎茶のゆっくり堪能した。 ]
(10) はたけ 2023/03/03(Fri) 1:53:22