人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 仕立て屋 エリー

投げキッスを軽く手で弾くような仕草をみせてから、口を開いた。

「僕はエリー。この街に住んでる人なら知ってるかもしれないけど、仕立て屋をしている。
 祭に必要なドレスや衣装が足りなければいつでも言ってね。
 翌日どころか当日中に仕立ててみせるから」

ややハスキーな声が、清浄な教会に響いた。

「それにしても綺麗処が沢山だね。
 このままパーティでも開いてもいいくらいだ」
(10) akoris 2024/01/27(Sat) 2:48:20