【人】 4年生 小泉義哉[ 義哉の母親は施設の出身で、頼れる両親や親戚がいない。 父親からは専業主婦になることを条件に 結婚したらしく、パートにも行かせてもらえてない。 母親は義哉に対して愛情を持った接し方をしてくれた。 けれど、義哉が“普通”ではないと父親が判断すれば、 「お前の教育が悪いから、義哉の出来が悪い」 「誰のおかげで飯が食えていると思っているんだ」 「身寄りのないお前を拾ってやったのに」 「せめて“普通”の母親らしい仕事くらいしろ」 そんな言葉を母親に投げかけ、 母親は黙ってじっと耐え忍んでいるものだから、 義哉はずっと居心地が悪くて仕方なかった] (10) 2022/09/08(Thu) 1:04:29 |