![]() | 【人】 黒羽 咲夜[自分の皿に盛ったフルーツサラダの苺が目に止まって、 ふふっと含み笑いをして、フォークを刺した。>>6 ほんの数日前の苺畑の記憶が、もう懐かしい。 急速に深まってるからかなぁ、関係が。] …はい? あーん♡ [真っ赤に熟れたのを選んで、 頬杖突いて小首を傾げて、イルシオンの口元に運ぶ。 なんか。このひとといちゃいちゃするの、 すっごく自然。 それも前からか、と思って、自分の口にも ころんと苺を迎え入れる。 本物は予想してた味と違ったみたいで、 驚いた顔してるのに目を細めた。 やっぱりあの苺畑の苺も、食べてみれば良かった。 次の機会があったら、その時は、きっと。 2人で食べた、この味がするんだろう。] (10) 2025/04/27(Sun) 2:29:18 |