人狼物語 三日月国

254 【R18G】星海のフチラータ【身内】


【人】 荷物運び エーラ

「コードUNK-403、エーラでーす」

ぶかぶかのアウターを被った、細身の女が軽い調子でゲートを通過する。
浮かれ気味な足取りに、垂れ下がったベルトも踊っているように見えた。

「ミートパイ!はーい、エーラ食べる食べる〜!
 レオン〜、中割って辛くないやつくださ〜いっ」

上司にも馴れ馴れしく、そして図々しくおねだりをして。
前を歩く男達の誰にひっつこうか考えては、ニマニマしていることだろう。いつもの光景だ、今となっては。
(11) otomizu 2024/03/18(Mon) 3:13:00