人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 預言者 フィアンメッタ


  暮らしていくに足りないお金を稼ぐために
  渋々、本当に渋々。
  始めたのは、占い、だった。


   
「貴方の未来を占ってあげる。」



  店を持てるほど私はお金なんてないし
  利益だってたかが知れてるから
  私は色んなお店を回って、席の片隅を陣取って
  お店に来る客相手に占いをして、対価を得ていた。
  酒場とかに出入りしようとすると
  ガキは入ってくるなって
  追い返されそうになったのは苦い記憶。

 
(11) alice0327 2022/05/20(Fri) 0:10:11