【人】 御忍び シール[一方わたしはといえば、男の言葉に>>7 ぱちりと瞬いてから、はてと小首を傾げて] ん? ……ああ、祭りではなかったか あまりに綺麗な街だったから、 歩いているだけで祭りに参加したような 気分になってしまっていたのかも [自分の記憶違いに、少し照れたように笑って肩を軽く竦める。 それに、あの頃わたしは成人を迎えた。 目の前の男から祝われて、その中で花を贈られたことも 特別な思い出として今も胸に刻まれている] ああ、もらったな。白くて美しい花だった なのに頑丈で散らない、不思議な花だったな [それをお守りのように身に着けたまではよかったが、 その後の探索で二人して魔法の仕掛けにはまり、かつてない試練に直面して、] (11) 2024/11/01(Fri) 10:29:28 |